バオバブ(学名Adansonia digitata) 大きさ /幹周6.6m / 高さ6.5m /重さ25t(クレーンメーターによる) ●サン・テグジュペリ(Saint-Exupery)の童話「星の王子様」(Le petit prince)に登場する中央アフリカ原産の高木。 ●世界には10種類のバオバブの仲間(Adansonia属)がアフリカ、マダガスカル、オーストラリアの三つの地域のみに分布自生している。 ●星の王子様が見たバオバブは、このアフリカに自生する Adansonia digitata です。 ●幹の直径が10m以上になる巨樹で、アフリカ大陸のサハラ以西のサバンナに広く分布しているが、その数はあまり多くない。 ●乾燥地を好むため熱帯雨林には自生していない。 ●当地ではバオバブの幹から繊維をとったり、葉を食用にしたりと利用されるほか、種の周りの白い部分は甘酸っぱくてビタミンCが豊富であるため、そのままおやつに食べたり、また水に溶かしてジュースにしたりして使われています。 ●モーリシャスには、アフリカから入植の際、種子がもちこまれたものと思われるが、現在島内に数本の大木が残るのみで大変貴重な植物です。 ●樹齢は200年以上と思われ、モーリシャスの歴史を語る貴重な植物です。