> 造園工事1 > 造園工事2 > バオバブ移植工事 > Photo Gallery in Africa Mauritius


バオバブ(Baobab)移植工事
場所:モーリシャス、ソフィテル インペリアル ホテル
期間:2002.10.28〜11.10
【1】移植方法/移植場所のホテルから北へ約15Kmのさとうきび畑の中に繁殖している為、さとうきび刈り取り後の10月下旬に移植を行う。(10月下旬は現地の初夏にあたる。)

【2】枝剪定、掘り取りに1週間、掘り取り1週間後に35tクレーンを使用し、コンテナトラックにて運搬。

【3】枝、根の切り口はトップジン ペースト塗布にて養生。

【4】埋め戻し土は、砂4 : 土4 : 石2 の割合で撹拌し埋め戻す。

バオバブ(学名Adansonia digitata)
大きさ /幹周6.6m / 高さ6.5m /重さ25t(クレーンメーターによる)

●サン・テグジュペリ(Saint-Exupery)の童話「星の王子様」(Le petit prince)に登場する中央アフリカ原産の高木。
●世界には10種類のバオバブの仲間(Adansonia属)がアフリカ、マダガスカル、オーストラリアの三つの地域のみに分布自生している。
●星の王子様が見たバオバブは、このアフリカに自生する Adansonia digitata です。
●幹の直径が10m以上になる巨樹で、アフリカ大陸のサハラ以西のサバンナに広く分布しているが、その数はあまり多くない。
●乾燥地を好むため熱帯雨林には自生していない。
●当地ではバオバブの幹から繊維をとったり、葉を食用にしたりと利用されるほか、種の周りの白い部分は甘酸っぱくてビタミンCが豊富であるため、そのままおやつに食べたり、また水に溶かしてジュースにしたりして使われています。
●モーリシャスには、アフリカから入植の際、種子がもちこまれたものと思われるが、現在島内に数本の大木が残るのみで大変貴重な植物です。
●樹齢は200年以上と思われ、モーリシャスの歴史を語る貴重な植物です。


<< 仕事経歴topへ戻る
 
Copyright(c)Ishitoyo Landscape and Civil Engineering Co.Ltd,.All right reserved.